すみれ色の花束を!大輔さんレッスンの記録。
大輔先生のお花レッスン、
いってきましたよん。
as・i・am/apartmentにて
暑さ和らぎ、花材の種類もコンディションももちのよさも、いまからがちょうどよいタイミング。
ブーケは持って帰ってから色んな器でコーディネートして余さず楽しめるから、とても好きですし、いそいそと出かけました。
みんなが玄関をあけて、口々にわぁ、と歓声をあげるすみれ色の花々。
そういえば、
すみれ色
って、どんな色だっけ…??
答えは、奥のものがちかいそうです。
(ユーパトリウム)
改めてみると、色ってほんとにさまざま。
ムラサキとブルーの境界線にも、実はかなりの種類の花の色があるよう。
自然界の多様性、ブラボーです。
目が優しくはなやいだ色彩に、よろこびを覚えていました。
それからテーブルのうえの、
着席した私の鼻の近くにすでに配られていたグリーンからは
ゼラニウム、レモンリーフの香りがただよっていて、
私のからだはほっとしていました。
なんか、いい香りってやっぱり自分を丁寧に扱っているようで、いいですよね。
花材の説明や、ブーケの作り方のレクチャーを受けて、さっそく手を動かします。
触感でも花を楽しむということです。
そのみずみずしい感触と、目に鮮やかな色彩、香りに、不思議と心がおどります。
ただ、花のきれいな角度や合わせ方を悩みながら握っていると
だんだん花がだれてくる!
いじくりまわしたらあかん。
はやくせな、あかんのです。
とりあえず、詳しいアドバイスなしに自由に、作ってみたブーケはこんなふうになりました。
苦労して、花にも負担をかけながら作った作品は、私がイメージするお花屋さんのものから程遠く、
そのあとの大輔先生レクチャーは砂漠に水がしみ込むように入ってきました。
ジャイロキネシス&トニックなピープルのハートをくすぐるようなキーワードも織り交ざっていて勝手にひとり興奮したわたしであります。
たとえば
コントラスト。
センスのいい花材コーディネートは難しいが、取り入れやすいポイントとして、主役級の花の色とは"逆"の色味の花材を織り交ぜることで、『カラーコントラスト』によって主役が映えるようになる。というはなし。
ジャイロ的には、
例えば、頭の先の方向に伸びつつ同時に、足の方向へも押すという、からだを"両極"方面にひっぱりあう力を使うことで、エクササイズ効果を高める概念のことをいうのですが、
真逆の存在によって、おたがい(あるいは主役が)の色彩や特徴が引き立つ。
真逆の方向のうごきを利用することで、トレーニング効果が引き立つ。
みたいなところがつながってるなぁ、なんて。
そしてたとえば
スパイラル。
お花のレクチャーのなかでは、茎を並行に束ねるのではなく、角度をつけて重ねていくことで、立体感のある形になり、後から位置を調整しやすい、柔軟性のある束ができるってことを教わりました。
一方、ジャイロ=らせん、スパイラルの意味!
ストレッチは二次元での張りですが、ねじれとはすなわち立体。伸びだけでなくしなりというふうに3Dのうごきを利用すると、負担もかかりにくいしからだを効果的に鍛えることができる、ということで。
なんでも本質はつながって、いる、かも?
ブーケがテーブルに立てば、茎をきれいにスパイラルにまとめられている証拠とのこと。
ポイントを聞いたあとのブーケは、なんとなくぴりっとしてきました。
最後に束ねて
つつんで
完成!
バケツは空っぽ、そのかわりに夕焼けがきれいです。
すっかり、暗くなってきました。
みんなで美味しいシュークリームに、
味覚までよろこばせ。
集中したあとは、おいしいです。
いやはや、無心になってやりました。
美味しいお茶を待つ間に私はあまった花材でミニミニブーケを作り遊んじゃいました。
大輔先生のよいところは、
各自のやり方を尊重していて、それぞれが工夫して向上できるような提案をいくつかしてくださるところ。
ブーケの形の作り方やラッピングの仕方にもこれでなきゃだめという枠がなく、基本はあるけどゆるやかで、
手を貸しまくるわけでもなく、要所でサポートしてくださるのでのびのびできます。
今回は男性がひとり参加されましたが、
おほほなお稽古という雰囲気でなくみんなが思いっきり集中したり質問したり笑っていたので、
男のひとにもオススメできます。
次はXmasのリースだそうですよ。
さて、完成品。
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